ブランド・エクイティとは ブランド資産価値の4要素

ブランド・エクイティとは

みなさんはなにか好きなブランドがあるでしょうか?

数十年前に比べると、ブランド志向の人間は少ないかもしれません。それでもやはり有名なブランドは今でも人気がありますし、高級ブランドでなくても見慣れたブランドに好ましさを覚えるという人は多いのではないでしょうか?

 

そんなブランドに関する理論として、ブランド・エクイティというものがあります。

ブランド・エクイティとはブランドの資産価値のことを言います。ブランドには、物質的な価値だけでなく、形としては見えないものの人々がそこに価値を感じるような特徴があります。ブランド・エクイティはそのような特徴を体系的にまとめた理論です。 

 

 

ブランド・エクイティには以下の4つの要素があります。

ブランド認知

ブランドがどれだけ広く一般的に知られているかどうかという観点です。「バックのブランドと言えば○○」、「△△の財布は有名」といったような認識が一般的ならば、それはブランド認知が強いといえます。

知覚品質

高品質なイメージがあるかという点です。例えばブランドの服ならデザインだけでなく、耐久性や着心地といった側面でも高品質であるというイメージが浸透しているものが多いです。

ブランド・ロイヤリティ

ブランドが愛されているかどうか、という点です。継続的に購入する人が多ければ多いほど、ブランド・ロイヤリティが高いといえます。

ブランド連想

そのブランドからポジティブな連想が生まれやすいかどうかという点です。ブランドに関する個人的な思い出やそのブランドの広告などの影響を受けます。

 

またその他5つ目の要素として、特許や商標登録している場合はその価値も含まれます。

 

ブランドというと有名なブランドや、高い評価を受けているブランドを想像しがちですが、一個人でやっているような小さなお店であっても、このブランド・エクイティの理論を当てはめて考えることができます。

 

心理学のはな

 

ページリンク - 心理学のはな