うつ病と心理療法

 

 

うつ病心理療法

本人への援助

うつ病には多くの場合、薬物療法が用いられます。

うつ病の治療において、抗うつ薬は適切な処方や変更ができた場合、約70%という他の治療法と比較してもかなり高い割合ででうつ病寛解したという報告があります。

そんな薬物療法ですが、いくつか問題点があります。その一つに再発率が66%と高いことが挙げられます。

 

一方心理療法を行った結果の寛解率は、行動療法で55%、対人関係療法で52%、認知行動療法で47%、短期の精神力動的精神療法では35%でした。

これだけ見ると薬物療法よりも効果がないように思われますが、再発率は低いものが多く、例えば認知療法などでは28%とかなり低いです。 

 

以前は心理療法に対して懐疑的な意見も多かったですが、最近ではかなり普及してきていますね。

特に認知行動療法うつ病に対して有効であることが科学的にも認められ、保険適応の対象になっています。

 

以上のように薬物療法心理療法寛解率を比較してみましたが、実際にはこれらは同時に行われることも多いです。

 

 

周りへの援助

家族や職場などに対する心理教育も、非常に重要です。せっかく薬や心理療法で症状がよくなっても、うつ病の原因となりうる環境が改善されていない場合、再発のリスクが高まります。

周りの人間が知っておいた方がいいうつ病の知識や支援の仕方、コミュニケーションの取り方、自身のメンタルヘルスに関することなどを伝えておくことでうつ病の再発防止や他の人の心の健康にもつながります。

 

このような取り組みは本人以外の人にも協力してもらう必要があるため、難しいところがあります。今後さらに周りがこのような支援を受けやすくすることが課題かなと思います。

 

 

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 参考資料

 

 

心理学のはな

 

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