公認心理師の資格取得方法(区分A、B、C)

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公認心理師の受験資格取得にはいくつかルートがありますね。

基本的にはこの表に書いてあるとおりですが、区分A、区分B、区分C、に関して補足情報を加えていきたいと思います。

 

 

区分A

おそらく今後一番メジャーなルートになると考えられます。

表にあるように、指定の4年制大学において定められた科目を履修し卒業したのち、指定の大学院において定められた科目を履修し、修了するというルートです。

 

大学によっては指定科目の成績も一定以上でないと認められないこともあります(正確に言うと、いくつかの科目のGDP が一定以上でないと特定の科目を受けられないことがあります)。GPA2.5~2.8くらいで設定されているところが多いです。

 

公認心理師<国>を目指せる大学・短期大学(短大)一覧(129校)【スタディサプリ 進路】

 

 

 

区分B

指定の4年制大学において定められた科目を履修し、卒業した後、指定の施設(公認心理師実務経験実施施設)で2年の実務経験プログラムを受ける方法です。

 

初めて聞いたときは「普通に就職しながら公認心理師を取得できるのかな」と思ったのですが、どちらかというと研修的な側面が大きいみたいです。

 

この「公認心理師実務経験実施施設」というのがかなり限られており、現状全国で10施設もない状態です。

どうやらこれに認定されるための手続きや基準が厳しく、今後もどのくらいの施設が認定されていくかわからない状態です。

 

公認心理師法第7条第2号に規定する認定施設

 

 

区分C

区分Cは説明を見ただけでは何のことだかわからないかもしれませんが、海外の大学、大学院で心理学を履修した場合などがここに当てはまります。もしかしたらそれ以外にも当てはまるかもしれません。

 

 

区分D1以降の資格取得方法は特例措置です。

D1、D2、E、Fには特に期限がありませんが、区分Gは2022年までに公認心理師資格試験に申し込む必要があるので、注意しましょう。

 

 

 

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